まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。
複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。
三月三日は桃の節句。一月一日、五月五日、七月七日、九月九日とあわせて五節供のひとつで、上巳(じょうし)の日ともいいます。三月はじめの巳の日という意味ですね。
桃の節句といえばお雛さま。段飾りの雛人形が作られたのは江戸時代からで、天保の頃(1830年頃)には現代のような七段飾りの豪華なものも作られていたとか。 ひなまつりに欠かせない桃の花は、古来邪気を払い百鬼を制すと考えられ、桃の花びらを浮かべたお酒を飲んで穢れを清め、無病息災を願ったといわれています。 ちなみに、ひなまつりの歌にでてくる「白酒」というのは、蒸した米と米麹にみりん(または焼酎)を仕込んで熟成させ、もろみをつぶしてとろっとさせた甘味のある白いお酒です。 |
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