果報舎


季節の茶の湯

いけばなワーキング(きっさこ)

まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。

複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。

月の言葉

旧暦8月15日の月を「中秋の名月」といいます。今年(2008年)の中秋の名月は、9月14日(日曜日)がその日にあたるそうです。実際の満月は9/15ですから、少し左が欠けているお月様になりますね。

どうして秋にお月見するのでしょう。
昔、中国(唐)から「中秋節」が伝えられ8月15日満月の下で詩歌管弦を楽しむ観月会が朝廷行事となりました。
そして室町時代になり、月を神として崇める月見の習慣が広まり、野菜や果物を供えて、月を拝むことが庶民にも広まりました。

月を神と崇め、収穫した里芋を供え、悪霊を祓うためにススキを飾って豊作を感謝する、農耕儀礼がお月見の起源なのです。


また、月の高さや天気も重要です。
ちょうど見上げるのに適した高さの満月となると、春か秋になります。(夏は低く、冬は高い=太陽と反対)
そこで秋の澄んだ空がお月見にぴったりというわけです。

今月の寝言

○2008年09月の寝言
   
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