まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。
複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。
![]() 「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事があります。 1年のちょうど半分の6月30日に 半年分の罪や穢れを祓い、 残り半年の無病息災を祈願するものです。 寺社に用意された茅(ちがや)の大きな輪をくぐったり、 紙の人形(ひとがた)を川に流して、 夏の疫病や罪穢れが祓われると 考えられていました。 身体とともに、心の罪やけがれを祓う =禊(みそぎ)を簡略化させた形が 手水鉢(ちょうずばち)といわれています。 手を清め口をすすぐための手水鉢は 低く屈んだ姿勢で使う「蹲踞(つくばい)」 立った姿勢で使う「立手水鉢」、 縁側から使う「縁先手水鉢」 などあります。 |
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