果報舎


季節の茶の湯

いけばなワーキング(きっさこ)

まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。

複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。

月の言葉

6月晦日(つごもり)の行事として
「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事があります。
1年のちょうど半分の6月30日に
半年分の罪や穢れを祓い、
残り半年の無病息災を祈願するものです。

寺社に用意された茅(ちがや)の大きな輪をくぐったり、
紙の人形(ひとがた)を川に流して、
夏の疫病や罪穢れが祓われると
考えられていました。

身体とともに、心の罪やけがれを祓う
=禊(みそぎ)を簡略化させた形が
手水鉢(ちょうずばち)といわれています。

手を清め口をすすぐための手水鉢は
低く屈んだ姿勢で使う「蹲踞(つくばい)」
立った姿勢で使う「立手水鉢」、
縁側から使う「縁先手水鉢」
などあります。

今月の寝言

○2008年06月の寝言
   
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