まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。
複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。
三月下旬から四月にかけて、日本全国桜だよりでいっぱいです。こんなに花のことが話題になってニュースにも取り上げられるのは、「桜」だけの特権です。美しく咲き、はかなく散る命の短い花であることや、その樹齢自体が人間の一生によく似ているといわれます。
十数年たって、ようやく花をつけ、二〜三十年でもっとも盛りとなり、五十年を過ぎると花数も減ります。 歴史的に有名な桜は鑑賞のために、桜守(さくらもり)とよばれる人が(佐藤藤右衛門氏が有名ですが)植樹を繰り返して、いたわり育てているそうです。 |
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