まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。
複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。
五月五日は「端午の節句」です。
穢れを祓う節目の行事として、奈良平安時代には菖蒲を屋根にかけたり、袖にかけたりしています。それが鎌倉時代になると、菖蒲が「尚武」に通じるとして、勇ましい行事にかわっていったそうです。 男子誕生の祝いや健康と出世を祈願して幟(のぼり)や長刀、鯉幟(こいのぼり)を飾る習慣になりました。 ちなみに鯉は中国では川や滝を登ることから「出世」に通じる縁起のよい魚といわれ、また、「俎板(まないた)の上の鯉」はじたばたしない潔さがということで武士に好まれたようです。 |
・表示させたい年度、月を選択し、[表示]ボタンを押してください。
|