果報舎


季節の茶の湯

いけばなワーキング(きっさこ)

まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。

複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。

月の言葉

五月五日は「端午の節句」です。
穢れを祓う節目の行事として、奈良平安時代には菖蒲を屋根にかけたり、袖にかけたりしています。それが鎌倉時代になると、菖蒲が「尚武」に通じるとして、勇ましい行事にかわっていったそうです。
男子誕生の祝いや健康と出世を祈願して幟(のぼり)や長刀、鯉幟(こいのぼり)を飾る習慣になりました。
ちなみに鯉は中国では川や滝を登ることから「出世」に通じる縁起のよい魚といわれ、また、「俎板(まないた)の上の鯉」はじたばたしない潔さがということで武士に好まれたようです。

今月の寝言

○2002年05月の寝言
                                 
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