果報舎


季節の茶の湯

いけばなワーキング(きっさこ)

まぁ、難しい話は抜きにして、お茶でも一服いかがでしょう。

複雑な日常にあって、茶を喫することは、味わい、喉を潤すだけでなく、日常を忘れさせてくれる極上のリラックスタイム。
誰かと和やかに過ごすもよし、ひとり静かに自分と向きあうもよし、美味しい一服が人生を豊かにしてくれます。

月の言葉

月月に月見る月は多けれど
月見る月はこの月の月
詠み人知らず 

この短歌には「月」が8回でてきます。「この月」が8月であることを示しているといわれており、旧暦8月15日の中秋の名月をさしているわけです。

今年は10月6日が中秋の名月(旧暦8月15日にあたり、「十五夜」、「芋名月」と呼ばれます。月見の日には、おだんごやお餅(中国では月餅)、ススキ、サトイモなどをお供えして月を眺めます。

また、中国にはない行事として、日本では旧暦9月13日にも月見をする風習があります。こちらは「十三夜」、「後の月」、「栗名月」とも呼ばれており、今年は11月3日です。十三夜には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えします。

「十五夜の月見をしたなら、必ず十三夜もしなければいけない」といわれ、片方だけの月見を嫌う風習があったようです

今月の寝言

○2006年11月の寝言
       
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