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季節:ひなまつり
花材:
花器:
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ひなまつりといえば、桃の節句。
中国から伝来した桃は長寿の象徴、
魔除けの力があると信じられてきたそうです。 

桃の花びらを浮かべたお酒を飲んで
穢れを清め、無病息災を願った
といわれています。

しかし、実際の雛人形の段飾にあるのは、
桜と橘です。

これは、お内裏(天皇)様を飾るのにふさわしいように
御所にある「左近の桜」「右近の橘」を
模しているといわれています。

この場合の左右はお内裏様から見た位置なので、
左近の桜が向かって右、
右近の橘が向かって左に見えるわけです。

ちなみに
向かって右に女雛、左に男雛を飾るのは
関東で、関西では反対に飾ります。

2月半ば過ぎの「雨水」ごろから飾り始め、本来、お人形を身代わりに厄払いするものですから、「上巳」にはしっかり水に流したということで、しまうのが基本。

でも1年に1度のこと。もう少し見ていたい・・・と思うなら少し過ぎた「啓蟄」くらいまでで片付けましょう。
 
   
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